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【プロが解説】エアコン上部に不織布フィルターは逆効果?熱交換器への影響と5つの不具合

 

 

2026/11/01

【プロが解説】エアコン上部に不織布フィルターは逆効果?熱交換器への影響と5つの不具合

 

壁掛けエアコンの標準フィルターに加えて、本体上部の吸込口に不織布フィルターを貼ると、熱交換器はどうなるのか。風量低下による凍結・水飛び・カビ・電気代の増加など、起こりうる不具合を前橋市のまるひろクリンが分解洗浄の現場目線で解説します。

 

「エアコンの中を汚したくないから、上の吸込口に不織布フィルターを貼っている」というお声を、エアコンクリーニングの現場でよくお聞きします。ホコリを二重にブロックできて安心に思えますが、実は風の通り道を狭くすることで、熱交換器(冷やしたり温めたりする金属のフィン)に負担をかけてしまうケースがあります。この記事では、標準フィルター+上部の不織布フィルターという「二重フィルター」で熱交換器に何が起きるのか、どんな不具合につながるのか、どう使えば失敗しにくいのかを、分解洗浄をしているプロの視点でお伝えします。

 


結論:上部への不織布フィルター後付けで熱交換器に起きること

 

  1. 風量が落ち、熱交換器が「冷えすぎ・熱くなりすぎ」になりやすい 標準フィルターと不織布の二重構造は空気の通りが悪くなり、熱交換器を通る風が減ります。冷房では熱交換器が冷えすぎて霜が付いたり、暖房では熱がこもって能力を抑える運転になったりする可能性があります。
  2. ホコリは減っても、カビ汚れは防げない 熱交換器やファンのカビは、ホコリだけでなく冷房時の結露(水滴)と湿気で育ちます。不織布を貼ってもカビの原因は残るため、「貼っているから中はきれい」とは限りません。
  3. 貼るなら「こまめに交換」、不安なら貼らずに標準フィルター掃除+定期的な分解洗浄 目詰まりした不織布を貼りっぱなしにするのが一番の失敗です。基本は取扱説明書どおり標準フィルターを2週間に1回程度掃除し、内部は1〜2年ごとにプロの分解洗浄でリセットするのがおすすめです。

 


二重フィルターで熱交換器に何が起きるのか(仕組み)

 

壁掛けエアコンは、本体上部と前面から空気を吸い込み、フィルター → 熱交換器 → 送風ファンの順に通して吹き出します。熱交換器は、通る空気の量を前提に設計されているため、風量が減ると熱交換のバランスが崩れます。

上部の吸込口は、多くの壁掛けエアコンで空気の主な入口です。ここに不織布を重ねると、標準フィルターだけのときより空気抵抗が増え、ホコリが付くほどさらに風が通りにくくなります。

 

風量が落ちたときに熱交換器で起きやすいこと

運転 熱交換器の状態 起こりうる不具合
冷房・除湿 風が少なく、熱交換器が冷えすぎる フィンに霜が付く(凍結)、効きが悪くなる、霜が溶けて水が増える
冷房・除湿 結露水が増え、風の当たり方が偏る 吹出口からの水飛び・露垂れ、ドレンパン(水受け)の汚れが増える
暖房 熱が逃げず、熱交換器が高温になりやすい 保護のため能力を抑える運転になり、暖まりにくくなる可能性
共通 同じ室温にするのに時間がかかる 運転時間が長くなり、電気代が増える
共通 湿った状態が長く続く 熱交換器・送風ファンのカビ、ニオイ

※熱交換器の状態や制御の内容はメーカー・機種によって異なります。上記は一般的な傾向で、必ず起きるという意味ではありません。

 


起こりうる5つの不具合

 

1. 冷房が効かない・霜が付く(熱交換器の凍結)

冷房中に風量が足りないと、熱交換器の温度が下がりすぎて表面に霜が付くことがあります。霜はさらに風を通しにくくするため、「冷えない → 霜が増える」の悪循環になる可能性があります。

 

2. 吹出口から水が飛ぶ・ポタポタ垂れる

霜が溶けたり、結露水が増えたりすると、ドレンパン(水受け)で受けきれない水が送風ファンに当たり、吹出口から水が飛ぶ原因になることがあります。

 

3. 暖房が弱い・暖まるまで時間がかかる

暖房では熱交換器に熱がこもり、エアコンが自分を守るために運転を弱めることがあります。「設定温度を上げても暖かくならない」と感じる一因になりえます。

 

4. 電気代が上がる

風量が落ちると部屋が設定温度に届くまでの時間が延び、そのぶん運転時間と消費電力が増えます。フィルターが目詰まりすると電気代が上がる、というのと同じ理屈です。

 

5. 「中はきれいなはず」なのにカビ臭い

不織布で防げるのは主に大きめのホコリです。熱交換器や送風ファンに付く黒カビは、冷房時の結露と湿気が主な原因のため、不織布を貼っていても発生します。風量が落ちて内部が乾きにくくなると、かえってカビが増える可能性も考えられます。

さらに、お掃除機能付きエアコンの場合は、上部に貼った不織布が自動お掃除の動きやダストボックスの働きと合わず、思わぬ不具合の原因になることもあります。【要確認:お掃除機能付きでの実例・メーカーごとの注意書き】

 


自分でできる確認と対処(安全な範囲)

 

次の確認は、電源プラグを抜くか、ブレーカーを切ってから行ってください。

確認すること 目安・対処
上部の不織布の汚れ 灰色になっていたら交換。白く見えても、貼ってから1か月以上なら交換を検討
標準フィルターの汚れ 2週間に1回程度、掃除機でホコリを吸ってから水洗いし、よく乾かして戻す
不織布の貼り方 吸込口全体を覆いすぎていないか、たるんで中に入り込んでいないか
取扱説明書 市販フィルターの使用について注意書きがないか確認する
冷房後の送風運転 冷房を止める前に送風運転(または内部クリーン運転)をして中を乾かす

一度、上部の不織布を外して運転し、風の勢いや効き方が変わるか比べてみるのもおすすめです。外したほうが明らかに風が強いなら、不織布が風を妨げていたサインです。

熱交換器のフィンにスプレーを吹き付けたり、カバーを外して内部を拭いたりする作業はおすすめしません。洗浄液が残ってカビやニオイの原因になるほか、電気部品の故障・水漏れ・感電のおそれがあるため、内部の汚れはプロにご相談ください。

 


プロに任せるべきサインと、分解クリーニング・修理でできること

 

次のような症状がある場合、不織布を外しても内部にホコリやカビがたまっている可能性があります。

  • 不織布を外しても風が弱い、冷えない・暖まらない
  • 吹出口から黒い点が飛ぶ、送風ファンに黒い汚れが見える
  • 冷房時に水が飛ぶ・垂れる
  • 運転するとカビ臭い、酸っぱいニオイがする

 

自分でできる掃除と分解クリーニングの違い

項目 自分でできる掃除 まるひろクリンの分解クリーニング
標準フィルター・不織布 掃除・交換できる フィルターも含めて洗浄
熱交換器の奥の汚れ 届かない 専用の洗浄液と高圧洗浄で奥まで洗浄
送風ファンのカビ 届かない(無理に触ると破損のおそれ) ファンの羽根1枚1枚まで洗浄(取外しはオプション)
ドレンパン(水受け) 届かない 洗浄して水の流れを確認(取外しはオプション)
効果の確認 体感のみ 施工前後の風速(m/s)を実測してご報告

まるひろクリンでは、施工前後の風速を測ってお見せしています。「不織布を貼っていたのに中が真っ黒だった」「外したら風が戻った」というケースも現場ではめずらしくありません。

 

【要入力:現場での実例(上部に不織布を貼っていたお宅の熱交換器・ファンの状態、施工前後の風速など)】

 

[ここに上部に不織布フィルターを貼ったエアコンの写真を挿入]

[ここに不織布を貼っていたエアコンの熱交換器・送風ファンの汚れの写真を挿入]

 


料金の目安

 

家庭用エアコンクリーニング / 作業時間

メニュー 料金(税込) 作業時間
普通エアコン 11,000円 1~1.5時間
お掃除機能付きエアコン 16,500円 1.5~2時間
送風ファン取外し(オプション) 4,400円 2~2.5時間
ドレンパン取外し(オプション) 4,400円 2~2.5時間
防カビコート(オプション) 3,300円 —

最新の料金は料金の目安ページをご確認ください。

👉 https://sumai-maru.com/fee/

 


よくある質問(FAQ)

 

Q. エアコン上部に不織布フィルターを貼るのはダメですか?

A. 必ず不具合が出るわけではありませんが、風量が落ちて熱交換器に負担がかかる可能性があります。貼る場合はこまめに交換し、効きが悪い・水が飛ぶなどの症状が出たら外して様子を見てください。取扱説明書に市販フィルターについての注意書きがある場合は、そちらに従ってください。

 

Q. 不織布フィルターを貼ればエアコンクリーニングは不要になりますか?

A. 不要にはなりません。熱交換器や送風ファンのカビは、冷房時の結露と湿気で発生するため、ホコリを防いでも内部の汚れは少しずつたまります。

 

Q. 不織布フィルターはどれくらいで交換すればいいですか?

A. 商品によって異なるため、パッケージの交換目安に従ってください。目安より早くても、灰色っぽくなっていたら交換をおすすめします。目詰まりしたまま使うのが一番風量を落とします。

 

Q. 冷房中にエアコンから水が飛ぶのは、不織布フィルターのせいですか?

A. 原因の一つになっている可能性があります。風量低下で熱交換器が冷えすぎると、霜や結露水が増えて水飛びにつながることがあります。ただし、ドレンパンやドレンホースの詰まり、送風ファンの汚れなどほかの原因も考えられるため、改善しない場合はご相談ください。

 

Q. 不織布を貼ると電気代は上がりますか?

A. 風量が落ちて部屋が設定温度に届くまで時間がかかると、運転時間が延びて電気代が上がる可能性があります。特に目詰まりした状態では影響が大きくなりやすいです。

 

Q. 標準フィルターの掃除はどれくらいの頻度がいいですか?

A. 2週間に1回程度が目安です。掃除機でホコリを吸い取ってから水洗いし、陰干しでしっかり乾かしてから戻してください。お掃除機能付きの場合も、ダストボックスのゴミ捨てが必要な機種があります。

 

Q. 分解クリーニングはどれくらいの頻度で頼めばいいですか?

A. ご使用状況にもよりますが、1〜2年に1回が目安です。ペットを飼っている、キッチンが近い、冷房を長時間使うご家庭は、毎年のクリーニングをおすすめします。

 

Q. 支払い方法は何が使えますか?

A. 現金はもちろん、各種クレジットカード(タッチ決済)に対応しております。

 


前橋市周辺の洗濯機・エアコントラブルはお任せください

 

まるひろクリンは、群馬県前橋市を拠点に、高崎市・伊勢崎市など群馬県全域と埼玉県の一部(本庄市など)で、家庭用・業務用エアコンと洗濯機の分解クリーニングを行っています。

「不織布を貼っていたのに風が弱い」「水が飛ぶ」「カビ臭い」といった状態をそのままにすると、運転時間が延びて電気代が上がるだけでなく、熱交換器やファン、モーターに負担がかかり続け、部品の寿命を縮めることにもつながります。

損害賠償保険にも加入しておりますので、安心してお任せください。冷暖房の切り替え時期はご予約が埋まりやすくなりますので、気になる症状があるときはお早めにご相談ください。

 

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